ボラティリティをイメージした取引【FX】


為替レートが固定されていた固定相場制の頃、1ドルは360円と決められていましたが、完全に360円で固定されていたわけではなく、1%以内の変動率が認められていました。

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日本が決めた変動率は1%より少ない数字だったのですが、360円の1%なので上下3.6円の値動きが可能な仕組みだったというわけです。

ボラティリティが1%と分かっていれば1%動いた所で逆張りをすると確実に勝てるので、当時もしFXがあったら簡単に儲ける事が出来たと思います。

現在は変動相場制なので、決められた変動率も無く相場のボラティリティがどのくらいかは誰にも分かりませんが、上手にボラをイメージする事が出来れば儲かる可能性は高くなると思います。


ボラティリティ(変動率)


ちなみに、ボラティリティというのは価格の変動の度合いを表す言葉です。実際には値幅のような意味で使われる事が多いです。

例えば、1日の値動きの幅が1円だったものが、次の日2円の値動きの幅になると「今日は昨日よりもボラが大きいな」と言われたりします。ボラティリティが大きいとリスクが高く、ボラティリティが小さいとリスクが低いと判断されるのが一般的です。


判断材料


分かっている人もいらっしゃると思いますが、ボラティリティはトレードでの利食いや損切りの判断材料の1つになります。なぜなら、値幅が大きければそれだけ利益を取れる幅も大きくなりますし、予想を外した場合は損をする幅も大きくなります。

前もってボラティリティが大きいと分かっていれば、いつもより利食いを遅らせて利益を増やしたり、損切りを早めにして、大きな損失を回避したりする事が出来るので、ボラがどのくらいなのか知っていた方が良いと思います。


ATR


ボラがどのくらいなのかチャートを見て確認するのもいいと思いますが、テクニカル指標を使うのもアリだと思います。ボラティリティを知るテクニカルと言えばATRです、値幅を表す指標と言われています。

ちなみに、ATRはアベレージトゥルーレンジの略です。ATRの仕組みは簡単で、ボラが大きくなればATRは上昇し、ボラが小さくなると下降します。相場の値動きが小さく、もみ合っている時はATRは低く、値動きが大きい時はATRは高くなります。


合わせる


今回ボラティリティやATRについて書きましたが、これらは相場の状況を知る為の1つの材料です。相場はいつも同じではなく変化をするので、色々なデータを見て状況を分析しないといけません。取引する時の相場を把握して、それに合わせた行動をするのが取引の基本だと思います。
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タグ : FXコラム

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